「質」について
こんにちは。名古屋の質屋・トダ屋店主の戸田です。
もうすぐ7月ですね。
以前、ご紹介させていただきましたが7月には「質屋の日(7月8日)」があります。
その日を前に改めて質屋のことを知っていただくのもいいのでは・・と思い、今回は「質」という文字についてご紹介します。
今更・・という気がしないでもないですが、質という漢字のなりたちには、案外質屋の本質が入っているのではと思っています。
質という漢字は小学5年生で習う字で、読み方は「シツ」「シチ」「チ」です。
その漢字のなりたち。質の上の部分は、斤(キン)[重さの単位]を2つ並べた字で、「重さがひとしい」という意味をあらわしています。
それにお金や財産を表す貝をつけて、「ある物と同じ値打ちがあるもの」という意味を表します。【小学館 例解学習漢字辞典 文学博士藤堂明保編より】
ちなみに漢和辞典では質の部首は「貝」。貝をお金として使っていたことから「貝の部」の字は、お金や財産、値打ちのある宝物などに関係のある字になります。
部首が斤でなく貝であるのも庶民の金融機関としての役割をしてきた質屋をよく表しているように思えます。
質トダ屋は創業60年以上の地位密着型の質店。その歴史が培ってきた豊富な販路のネットワークと、家族経営によるコストカット、 お店は大通りの路面店にも関わらず自社物件(賃料がかかっていません)による経費の削減などを通して、できる限りの高額査定をさせていただいています。
名古屋で質屋さんをお探しの時はぜひ名古屋駅から徒歩圏内、専用駐車場も完備でアクセス便利な質トダ屋へぜひご来店下さい。